2つの恐怖が同時に味わえるアレ
弱点1
誰にでも弱点はあると思いますが、私は食べ物の好き嫌いもないし、ホラー映画なんかも比較的強い方ですが、高いところが大嫌いです。
景色の良いところは好きなのですが、そこが高層ビルだった場合など足元を絶対に見たくありません。
東京タワーの展望台の足元がガラスになっている所(ルックダウンウィンドウというらしい)なんて
誰が作ったんだ?ゴルァ!
と作った人を憎んでいます。
※東京タワーに上った時は必ずこのガラスの上にのるのがお約束みたいになっていますが、そのお約束も当然憎んでいます。
夜景を沢山見に行っていたころはできるだけ地上から眺められたりするところを選んでいたりしました(情けない)。
先日紹介した聖路加ガーデンタワーに上るときは毎回結構勇気がいりました。
弱点2
胃が浮き上がってくるあの感じ・・・
今考えただけでもちょっと嫌な気分に・・・
更に嫌いなのがジェットコースターのあの落ちる感じ・・・です。
ジェットコースターなんてこの10年近く乗っていません。
※最後に乗ったと言ってもディズニーランドの比較的(私には)優しいのです。
子供のころから年に1度は最低行っていたので、ディズニーランドもディズニーシーもほとんどの乗り物は制覇していると思いますが、タワーオブテラーのだけは一度も乗ったことがありません。
こんなNAVERまとめの記事がありますが、どれも乗りたくないです。
※ディズニーシーは元々大人向けに作られたようなので、比較的怖いのが多いと思います。
2つの恐怖が同時に味わえるアレ
で、今回のタイトルですが、
高層ビルのエレベーターの降り
はこの2つが同時に味わえたりします。
昇りは急いでも良いけど、降りはゆっくり行こうよと乗るたびに毎回思います。
毎日その恐怖を味わうって
新卒で入社した会社では毎日その恐怖を味わうことに。
説明会の時や入社試験の頃は移転予定だと聞いていたのですが、具体的に何処とは言われていませんでした。
内定式の後、移転先が発表され、高層ビルの30階という事実が分かり、最初は夜景とか綺麗そうとかのんきに考えていました。
しかし、翌年入社するとエレベーターの降りが怖いことに気が付きました。
高層ビルって大抵各階に止まるのは業務用エレベーターだけで、通常使うエレベーターは
1階~10階
1階、10階~20階
1階、20階~30階
・・・のように止まる階が限定されているので、上の階に行けばいくほど止まらない区間が長くなり、それだけスピードも速くなるので30階辺りになると降りはかなり高速です。
※特に新しいビルは高速です。
昼ごはんを買いに行ったり退社する際に必ず乗らなければならないので、本当に辛かったです。
慣れはしたが最後に
数年経って多少慣れはしたので、誰か知っている人がいれば会話をして気を紛らわせることもできるようにはなりました。
帰りに一人の時はゴーっという音と共に降りなければならないので結構ドキドキしていましたが。
転職が決まり出社もあと1ヶ月を切ったある日、たまたま客先に挨拶のためエレベーターに一人で乗っていると、来たのです、地震が。
エレベーターに乗っているとピー!!!という警告音が突然鳴り、直後にグラグラと揺れ、エレベーターのゴンドラがギシギシ・ガチャガチャガチャと怖いな音をしながら急に最寄りの階で止まりました。
無事エレベーターから降りられたのですが、生きた心地がしないというのはこういうことを言うのだと思います。
12階に降ろされ、歩いて12階分の階段を降り、走ったので客先に遅刻する寸前でしたがなんとか間に合いました。
走った汗ではない変な汗が止まらず、お客さんにも「どうしたんですか?」と心配される始末で本当に大変でした。
高層ビルのエレベーターなんとかならないんですかね。
急がない人向けのエレベーター作ってくれないかなー