回転寿司の国際化に関心
格好いいタイトルをつけてみましたが、先日買い物ついでに回転ずし(ゼンショーグループのはま寿司)に行った際に単純に感心したことを書きます。
セルフオーダーシステム
先日買い物ついでに回転ずしに寄ったのですが、そのお店は最近流行のタッチパネルによるセルフオーダーシステムを採用していました。
セルフオーダーシステムを最初に見たときは人見知りな人にはありがたいシステムなんだろうなーとどうでもよいことを思いながら感心したものですが、最近はどこの100円寿司チェーンでも採用されており、それほど目新しいものではありませんでした。
お店側のメリット
システム(仕組み)という観点で見ると、
- 最初の画面で最初に頼むであろう汁物を表示する
- おススメのネタ(お客さんにとって魅力的なお得な寿司やお店が売りたい≒利益率が高い寿司も含む)を前面に表示する
- 売り切れたネタは速やかに画面上から非表示にする
- 握る(作る)人が人見知りでも直接話す必要がない
- ・・・
などなど商売の道具として大変優秀です。
客側のメリット
客側にもメリットはあって、
- 人見知りでも簡単に注文できる(板さんに直接注文を伝える必要がない)
- 注文したのに忘れられることがほぼない(直接頼むと忘れられることが結構ある)
- ネタ切れが聞かなくてもすぐにわかる(頼んだ時に無いといわれるとかなり残念な気持ちになる)
- ・・・
とだいぶ偏った意見ではありますが、大抵の人が感じるであろうメリットはあります。
英語メニュー
で、今回感心したところですが、お店に入った時にたまたま目にした端末が日本語ではない他の言語で表示されていました。
お腹も一杯になってきたころに思いだし、色々と操作をしていたところ、画面内に
英語メニュー
というボタンを見つけました。
タッチしてみると、なんとメニュー上の日本語が全て英語化されたのです。
おお!!!と感動し、思わず携帯で写真を撮ってしまいました。
ネタの紹介のところもちゃんと英語になっています。
注文した商品が届いたときの画面も英語でした。
お店側にも(外国から来た)客側にもメリットがある
これなら外国から来たお客さんも簡単に注文できるので、お店に行きやすくなります。
お店にとっては外国語の接客をできる店員をそろえる必要がないのでコスト削減になりますし、今まで来なかったお客さんが来店するようになるので販売機会の増加に役立ちます。
もっと海外から来た人が目にするところに宣伝を出せばよいのに、とおせっかいなことを考えてしまいましたが、これからこういう仕組みが増えていくんだろうなーと感じました。
セルフオーダーシステムが味気ないなど賛否はあると思いますが、外国から来る方が多くなっている昨今(オリンピックも待っていますし)、大変効率が良く外国から来たお客さんに喜んでもらえる仕組みというのは良いものだと思いました。