自分が新人の頃はどうだったのかと振り返ってみました。
俺はお前の上司だし先輩や。そりゃ『上から』やろ
確かに!!!まさに正論。
激しく同意してしまったけど・・・
それなりに社会人経験をして色白おばけさんのこちらの記事に激しく共感してしまうことが多くなったのでですが・・・若者からするとがんばっているように見えなくなったのかもしれないですね、こちら側が。
若者にはがんばっているように見えないのかも
若者からすれば先輩や上司は給料沢山もらっているのだから自分より沢山仕事をして当然だし、それなりに先輩になると当然技術力もあるはずだし、効率よく良い意味で手を抜けるので若者にはがんばっているように見えないのかもしれません。
自分の新人の頃はどうだったのだろうとふと思ったので振り返ってみようと思います。
※大した内容ではないです。本当に
最初についた先輩がワーカホリックな人だった
私は最初についた先輩が3年次上の人でしたが、とにかく仕事をする人で、仕事もすごくできる人だったので最初のうちはついていくのがやっとでした。
厳しい人でもあったので無茶振りの嵐でしたが、その仕事をこなすだけで3年くらいあっという間に過ぎました。
社畜?! いや違う!
その当時は飲み会の日以外は夜の11時(SE的時間の表記では23時)に会社を出たことがほとんど無く、時々ある9時に出られる日に「何をして良いのか分からない」という今時な表現で言うと完全な社畜状態でした。
ただ、別に先輩や会社にいいように使われた意識はないです。元々社会に出たのが他人より少しだけ遅いため、早く仕事を覚えて1人前にならなければという想いもあり、また付いていた先輩をはじめ同じ部署の先輩達がみんな若くてできる人が多かったので、早く同じレベルになりたいという一身で仕事していました。(会社の中では特に平均年齢が若く先進技術を扱う尖がっている部署でした)
※社会人になるとスタートの同じ同期と仕事のできるできないを比較しがちですが、あくまでも<同じ職場の同僚(=先輩)や外部の会社の人と比較しないと一人前かどうか判断できないんですよね。
何よりSEの仕事が面白かった
ただ、なんと言ってもSEの仕事が面白く、どんどん技術が身につき、色々な仕事ができるようになっていくのが楽しくてしょうがなかったのがそんな生活を続けられた理由だと思います。
お前の恐ろしさを見せ付けろ
付いていた先輩の口癖なのですが、いつも「お前の恐ろしさを見せ付けろ」と言われていました。
確かに恐ろしさ(=凄さ)を見せ付けられると、その人に一目置くようになるんですよね。
自分のいた部署はさっきも書きましたが若い人が多かったので、他部署やお客さんから舐められないようにというのもあり、技術的なことだけは負けないようみんな良く勉強していたし、仕事もしていたので、下に見られるようなことはなかったです。
年の近いできる先輩がそばにいたのが良かった
今考えると、年次の近い人が教えてくれていたのが良かったのだと思います。
手の抜き方をあまり知らない、でも自分より仕事のできる(分かっている)年の近い人だったから、わりとすんなり話を聞けたのだと思います。
こんな濃い新人時代を過ごしましたが、今の自分があるのはその頃の先輩達のおかげなので、大変感謝をしています。
因みに・・・
新人教育はいかに自分が仕事ができないのか教えるところから
私が新人教育していた頃の話ですが、最初に入った会社は2年目から新人が下に付く制度があったので付いた新人にはいかに仕事ができないのかを教えるところからはじめました。
WBSを見せて先輩の仕事内容や仕事量の違いを見せたり、わざと無理目な仕事を振ってみたり。
もちろん私の恐ろしさ?!を見せ付けることも忘れていませんが・・・